2007年4月8日

札幌青葉鍼灸柔整専門学校の入学式があった


留年も浪人もすることなく大卒まできた

そして何を考えたのか1年間人間失格状況で暮らしていた

鍼灸を学ぶために専門学校に行く

そう決めて1年は何も決めず好きにすると勝手なことばかり言っていた

よく両親も認めてくれたと思う

大学を卒業するまではその1年間にはバイトをたくさんしてお金を稼ぐとか

色んな所に旅行に行ったりバイクにもたくさん乗る

他にも色々考えていた事はあったはずだった

だけれど実際にはほとんどの時間をひきこもりで過ごした

「人間失格」そんな言葉が自分の中に何度も何度も責めるように浮かんできた


一度止めた足は

歩き出すには重たくて

一度止めた心は

動き出すには弱くて

歩こうと思えば思うほど

動こうと思えば思うほど

身動きがとれなくなっていった


そんな毎日の中にいて自分が腐っていくのを感じていた


長い人生の中のたかだか1年なのか

長い人生の中の1年もの時間なのか

短い人生の中のたかだか1年なのか

短い人生の中の1年もの時間なのか


そんな判断もつかなかった

だけれどとても…とても長い時間だったような気がする


それでも入学に先駆けて親の会社で少しの間働いていた

毎日朝起きて会社に行って働いて夕方帰ってくる

ずっとなにもしなかった僕にはとても疲れた

それでも楽しかった

自分が生きているんだと思った


新しいことを始めるとき

僕はいつも言い表す事のできない感情に襲われる

そこで立ち止まってしまう

でも入学式思っていたより

今までよりそんな感情は少なかった

思ったよりもすんなりと入学式にいけた


昨日はオリエンテーションがあった

大学の頃は最初の1週間くらいは誰とも話せなかった

一人で寂しかった

だけどオリエンテーションで友達ができた

別にすごいことでもなんでもないのだけれど

僕にはとても大きなことでした


これから3年間の学校生活

そしてその先には国家試験があります

きちんと最後までまずはやりとげよう

そしてその後は自分の足で歩かなくては

歩き続けなくてはいけないのだから


この気持ちがいつまで続くかはわからないけれど

頑張ろう

今はそう自分に言い聞かせています